WP-10A-D について

A. 分岐回路(ジョイント回路)の設定が必要です。

WP-10A-D 分岐回路(ジョイント回路)の検査方法

① ~ ⑩ ・・・ 検査物接続端子(入力側)⇒ ①が1番、⑩が10番回路の入力端子
⑪ ~ ⑳ ・・・ 検査物接続端子(出力側)⇒ ⑪が1番、⑳が10番回路の出力端子
㉑ ~ ㉚ ・・・ 分岐設定端子(検査物は接続しません)
⇒ ㉑が1番、㉚が10番回路の分岐設定端子
㉛ ~ ㊲ ・・・ 空端子

<接続の例>(8回路の検査物)
・ストレート回路のみの場合      ・分岐回路を含む場合


注) 太線 は検査物、細線 は短絡個所を示します。

* 9 * 10回路は余り回路なので、9-19・10-20と短絡します。
(余り回路を短絡しないと、9・10の断線表示をします)

WP-20~50B-Dについて

A. ラスト設定を確認して下さい。

ラスト回路(最終検査回路)の設定方法

最終検査回路のp端子を“LAST”に接続します。
(ラスト設定をしないと検査が出来ません)

※ 電源ON時にラスト設定がしていない場合
全回路のエラー表示ランプが点灯したままで検査が出来ません。
(全点灯の時は、1回路ずつの点灯時より少し暗くなります)

※ 電源が入っている時にラスト設定が外れた場合
検査は出来ますが、合格音は鳴りません。
(合格表示・OK信号出力もしません)

※ 分岐回路をラスト回路にすることは出来ません。
分岐回路を含む検査物の最終検査回路はストレート回路にして下さい。
A. 分岐回路(ジョイント回路)の設定が必要です。

WP-20~50B-D 分岐回路(ジョイント回路)の検査方法

コネクタ端子の機能(A~Eコネクタ共通・各コネクタが10回路分)
各コネクタの ①~⑩ を【 a 】、⑪~⑳ を【 b 】、 ○21~○30 を【 p 】となります。
検査物は【 aーb 】端子間に接続します。

【 p 】端子は分岐回路とラスト回路(最終検査回路)の設定端子で、検査物は接続しません。


①~⑩ : 検査物接続端子(入力側)→ a端子
⑪~⑳ : 検査物接続端子(出力側)→ b端子
㉑~㉚ : プログラム端子(分岐・ラスト設定)→ p端子
㉛~㊲ : 空端子

ストレート回路のみの検査物の接続(検査回路数8回路)


分岐回路を含む検査物の接続(検査回路数12回路)


・a4~a6が、同一グループの分岐回路になっているので、p4~p6を 短絡する。
・a7~a10が、同一グループの分岐回路になっているので、p7~p10を 短絡する。

注)分岐回路をラスト回路にすることは出来ません。
分岐回路を含む検査物の最終検査回路はストレート回路にして下さい。